【1分で読める論文まとめ】学校の成績が上がるご褒美のあげ方
結果にご褒美を与えるのではなく、行動にご褒美を与える。
※特に本を読んだらご褒美を与えるようにすると成績があがる。
<実験内容>
二つのグループに分け実験する。
一つ目は学校のテストでいい点数を取ったらご褒美をあげるよって言うグループ(結果にご褒美)、二つ目は本を読んだり宿題をしっかりやってきたり学校にちゃんと出席したらご褒美をあげるよって言うグループ(行動にご褒美)
結果:
二つ目の行動にご褒美を与えるグループの方が成績があがった。
※特に本を読んだらご褒美を与えるといったグループ
補足:
被験者の子供への今後もっとたくさんのご褒美を得るためにはどうすればいいかという質問に対して、一つ目のグループは「しっかり問題文を読む」などテストを受ける際のテクニックについての答えが多く、授業しっかり聞くとか勉強の計画を立てるなどの本質的な部分が見えなくなっていた。
【参考文献】
Roland G. Fryer, Jr(2010)FINANCIAL INCENTIVES AND STUDENT ACHIEVEMENT:EVIDENCE FROM RANDOMIZED TRIALS